- もっとお客様の数を増やしたい
- 効果的な集客方法を知りたい
- 集客に力を入れているが効果が出ない
そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
飲食店に携わる人にとっては切実な悩みですよね。
まして最近はコロナウィルスの影響で飲食店の客足は確実に遠のいています。
逆に言えば、普段より時間に余裕のある今だからこそ自店の集客を一度見直してみませんか?
自店の集客を上げるにはまずお客様が来るしくみを理解する必要があります。
本記事では10年以上飲食店経営に携わってきた僕が
お客様がお店に来るしくみ
を分かりやすく解説します。
お客様がお店に来るしくみを理解する
まずはお客様がお店に来るきっかけを整理しましょう。
お客様がお店に来るきっかけは大きく分けてこの5つ!
- 再来店
- 知人の紹介
- グルメサイトやSNS
- テレビや情報誌
- 通りすがりにたまたま
再来店
これは1番大事な要素です。
飲食店の売上の7割から8割は常連さんや再来店のお客様によってもたらされていることが多いです。
突然ですが、人が「一度行ったことのある飲食店に行かなくなる理由」のダントツ第一位ってなんだかわかりますか?
- 美味しくないから
- 従業員の態度が悪いから
- 値段が高いから
- 店の中が汚いから
- 以前に嫌な思いをしたから
- 遠いから
さまざまな答えが思いつくと思いますが違います。
答えは
「行く理由がないから」
です。
自分に置き換えて考えると分かりやすいと思います。
- 多少値段が高いが、どうしてもあそこのラーメンが食べたい
- 味はそこまでだけど、従業員の態度が非常に良くて家族で落ち着いて食事ができる
- 店の中は汚いけど家から近い
- 店主と知り合いで色々と融通がきく
このように何かしらの理由があれば仮にマイナス面があってもお客様は再来店してくれます。
逆にお客様に対して何の来店理由も提案してあげられないと再来店は確実にないです。
そしてすぐに自分のお店のことなんて忘れられてしまいます。
まずは自店の常連さんの来店理由を考えてみましょう。
何を目的で自分のお店に来てくれたのかを考えると自店の強みが見えてきます。
その要素は必ず大切にしましょう。
その上で新たな来店理由の種をまきましょう。
美味しいだけでお客様がきてくれるなんて時代はとっくに終わっています。
接客態度や清潔感、お店の雰囲気やサービスなど、味や値段とは別の要素も大きな来店理由になります。
重要なのはお客様の次回の来店理由になり得る種をまきつづけることです。
知人の紹介
友達や同僚、家族や恋人の紹介での来店というのもいまだに大きな要素です。
お客様が誰かに紹介したくなるお店にするには
お店の売り
を明確にする必要があります。
そのお店が何を1番売りにしているかが明確ではないお店は今の時代どんどん淘汰されていきます。
どんな要素でも良いのでその地域の一番になれるようなお店の売りを磨きましょう。
その要素に感動したお客様の中の何人かは必ず誰かにお店を紹介してくれます。
グルメサイトやSNS
今や飲食店にとって絶対に外せない要素にグルメサイトやSNSがあります。
新たなお店を探す時には、ほとんどの人がネットで情報を集めます。
ネットでの集客はお客様自身のタイミングでニーズにあった飲食店をお客様自身が探します。
つまり飲食店側としては自店のPRや情報をしっかりと掲載しておく必要があります。
またSNSも手軽にお客様とコミュニケーションを取れたりイベント情報を流すことができるのでお店を思い出してもらうキッカケになります。
グルメサイトやSNSは新規のお客様の来店動機の入り口にはとても重要な要素です。
テレビや情報誌
テレビが衰退してきているとはいえテレビに取り上げられることでの集客効果は抜群です。
地域のテレビ局でももし取材の申しこみなどがあったら必ず受けましょう。
かなり大きな来店のキッカケになります。
また地域の情報誌やチラシなどが来店のキッカケになることも多々あります。
特にシニアが多い地域などでは、ネットよりも地域の情報誌やチラシの方が効果は高くなります。
通りすがりにたまたま
通りすがりに気になったからたまたま店に入るってお客様も依然多いです。
通りすがりに来店してもらうためには、入店率を上げることが必要です。
- 目立つ看板
- メニューや店内の様子を表示したウェルカムボード
- のぼり
などできることはたくさんあります。
入店率については下記の記事で詳しく解説してます。
まとめ
いかがでした?
以上の5つがお客様が来店する主なしくみです。
集客のことを考える前に一度お客様のお店に来るしくみを考えることはとても重要です。
お店の入り口をまたぐ行動に至ったお客様の意識の入り口はどのようになっているかを理解することです。
それを考えると効果的な集客の方法もおのずと見えてきます。
今後具体的な集客のアイデアや方法を解説していくので是非読んでみてください。