- 心配事が頭から離れない
- 考え過ぎてよく眠れない
- 心配性な自分を変えたい
そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
残念なことに、あなたがどんなに頭の中で心配しても事実や結果が変わるものではありません。
その心配はあなたのストレスや心の負担になっているだけです。
しかし、心配性な人はそんなことは分かってますよね?
要はいかに心配事を頭から追い出すかですよね。
本記事では
心配性のストレスが激減する「シロクマ実験」
を分かりやすく解説します!
ぜひ、読んでみてください!
心配性な人の特徴
- マイナス思考
- 神経質
- 完璧主義
- 情緒不安定
- 感受性が強い
心配事がある時の辛さ
- 心配事がとにかく頭から離れない
- 眠れない
- 胃腸が痛くなる
- 何事にも集中できない
- 食事が喉を通らない
- 常に息苦しい
心配事がある時はとても辛いものですよね。。。
ぜひ最後まで読んで試してみてください。
シロクマ実験
みなさま「シロクマ実験」ってご存知ですか?
アメリカの心理学者であるダニエル・ウェグナーが行った実験です。
ざっくりまとめるとこんな感じ。
結果、最も映像について詳しく覚えていたグループはどこだと思いますか?
答えはなんとグループCです。
「シロクマについて決して考えないでください」と指示されたグループです。
「シロクマについて決して考えないでください」と禁止されることで、かえってシロクマのことが頭から離れなくなってしまうという皮肉な結果になりました。
ウェグナーはこの現象を「皮肉なリバウンド効果」と呼んでいます。
さらに実験は続きます。
上記のグループに新たなグループDを付け足します。
グループDには
『シロクマについては決して考えないでください、もしシロクマのことを考えてしまったら「赤いフォルクスワーゲン」を思い浮かべてください』
と指示。
するとこのグループDではグループCよりシロクマについて考える人が明らかに減りました。
無理な押さえつけをなくし、別のターゲットをつくることで「皮肉なリバウンド効果」が抑えられたのです。
「シロクマ実験」についてもっと詳しく知りたい方はこちら
シロクマ実験でわかること
人は何かを考えないようにすればするほど、そのことが頭から離れなくなってしまいます。
考えないようにしよう、考えないようにしようと思っても逆効果なんですね。
「心配事を考えないようにしているのに色々と考えてしまい、何事にも手がつかない。」
心配性な人あるあるですよね。
まずは心配事を考えてしまう思考を押さえつけずに受け入れましょう。
心配事を考えてもいいです。
その代わりその心配事が頭に浮かんできたら何か特定のことを思い浮かべるというルールを作りましょう。
別のターゲットを作ることで、今までよりは遥かにストレスが軽減されます。
具体例
最近、何となく体調不良のAさん。
医者に行ってしっかりと検査してもらった結果、ただの風邪だと診断されました。
それでも普段とは違う体調でいてもたってもいられません。
体調不良のことをなるべく考えないようにしても、そこは心配性なAさん。
「もしかしたら大病を患っているのかも。。。」
「このまま治らないかも。。。」
などとマイナス思考で、そのことが頭から離れず何事も手がつけられません。
そんな時に「シロクマ実験」を思い出したAさん。
まずは体調不良のことを考えてしまう自分を受け入れました。
そして体調不良のことを考えてしまった時は「大学いも」のことを思い出すというマイルールを設定しました。
体調不良が頭をよぎるたび「大学いも」もセットで出てきます。
なんかバカらしいと思いつつも以前よりはるかにストレスが減っている自分に気づきました。
まとめ
自分の中で心配事あったとします。
その心配事に対する対策や準備をやるだけやったのであれば、あとは心配しても無駄です。
あなたが心の中でどんな心配をしようが結果は変わりません。
そう考えると、心配事で頭を悩ます必要はありません。
ただのストレスにしかなりません。
そんな時は「シロクマ実験」のことを思い出してください。
あなたのストレスが少しは改善されると思いますよ。