- お客さんと上手にコミュニケーションをとれるようになりたい
- お客さんに良い印象を与えたい
- お店の人気者になりたい
接客業をしている人の中にはこういった思いを持っている人も多いのではないでしょうか?
本記事ではこれまで10年以上接客業に携わってきた僕が、実践してみて効果抜群だった
接客ですぐに使える心理学テクニック5選
を分かりやすく解説します!
いくつか心理学の用語が出てきますが用語自体を覚える必要はありません。
3分くらいで読めるんで接客業に携わっている人は、ぜひ読んでみてください。
初めの3分に全力を出そう
最初に会った時の印象が後々まで相手の印象に強く影響することを「初頭効果」と言います。
つまり第一印象はメチャメチャ大事です!
第一印象が良くないとそれを覆すのにはすごく時間がかかります。
第一印象で相手に良い印象を持ってもらいましょう。
第一印象は最初の3分で決まると言われています。
笑顔や、丁寧な話し方、清潔感のある見た目などを心がけましょう。
相手を真似しよう
心理学のテクニックのひとつに「ミラーリング」と言われるものがあります。
相手の行動やしぐさをまねることです。
人は自分と似ている人や同じような行動をする人に好意を抱く傾向があります
相手の好みやしぐさをさりげなく真似てみると相手の印象は上がりやすいです。
接客業態の業務上、行動やしぐさが真似できない場合はもありますよね。
そういった場合は、相手の趣味や好みに同調をしてあげることにしましょう。
自分と似ていると相手に思わせることが重要です。
注意点 露骨にやると逆効果になるのでさりげなく行いましょう。
相手のペースに合わせよう
相手の話すペースや声のトーンに合わせることを「ペーシング」と言います。
2人のペースが整うと会話にストレスがなくなりお互い話しやすい環境になります。
話しやすい人だと思われ、信頼関係も生まれやすいです。
あなたにも
「この人、ずいぶん早口だなぁ」
「この人、ずいぶん声が大きいなぁ」
などを感じた経験はありませんか?
お互いのペースがあっていないとそういうストレスが生まれます。
自分が接客する立場なら、相手のペースに合わせてあげることが重要です。
自分の心を先に開こう
相手に何かをされると自分も同じようなことを返したくなる効果を「返報性の原理」と言います。
自分が先にパーソナルな情報を話すことにより、相手もパーソナルなことを話してくれるようになります。
人間は与えられると返したくなる生き物なんですね。
接客業ではお客さんと初対面だったり、関係性ができてないことがほとんどなので会話の展開に悩みますよね。
話を始めたけど、会話が全然弾まない。。。
接客業あるあるですよね。
そんな時はこうやって自分の情報や心の中を開示するのは効果があります。
そうすることにより円滑なコミュニケーションが生まれ打ちとけやすくなります。
注意点 調子に乗って、自分の話ばかりするのは控えましょう。
別れ際にも全力を出そう
最後の情報が強く印象に残るという効果に「終末効果」というものがあります。
終わり良ければ全てよしってやつですね。
居酒屋やキャバクラなどでお見送りのサービスがあるのはこの為ですね。
あなたの最後の印象がいいとそれまでのあなたのトータルの印象もグッと上がります。
別れ際には全力を出しましょう。
最後の最後までお客さんは見ています。
笑顔や愛想の良い柔らかい表情を心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
人の印象は最初と最後が肝心です。
それと相手に合わせることが重要ですね。
こういったテクニックを意識して使っていると、いずれ無意識でできるようになりますよ。
そうなればあなたはお店の人気者!?
今回は接客で使える簡単な心理学テクニックを紹介しました。
基本的には普段の人間関係でも使えるテクニックばかりなのでぜひ実践してみてください!
接客の基本や応用は下記の記事でも解説しているので是非読んでみてください。