飲食店経営のヒント

居酒屋の店長の給料・年収は?仕事内容は?リアルに解説します!

居酒屋の店長の平均年収はどのくらい?

居酒屋の店長は毎日どういう働き方をしているの?

居酒屋の店長に興味のある方、恋人や友達が居酒屋の店長をしている方の中にはこういった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

本記事ではこれまで10年以上居酒屋の店長を経験した僕が

居酒屋店長の平均年収

居酒屋店長の1日のスケジュール

についてリアルに解説します。

居酒屋の店長の平均年収

結論からいうと平均年収だいたい450万円です。

年収の幅は300万円〜600万円

平均月収は28万〜35万

うーん、だいぶ幅がありますね。。。

分かりやすく解説します。

実は居酒屋の店長の平均年収を示すしっかりとした統計データは存在しません。

そこで大手転職サイトを参考にして居酒屋大手チェーン4社の店長の平均年収の実績を見てみましょう。

ちなみに東京都内での募集です。

A社B社C社D社
店長の平均年収525万円587万円417万円450万円
店長の平均月収28万円33万円25万円32万円
休み週休2日週休2日週休2日月7日
1日の実働時間8時間8時間8時間8時間
大手転職サイトを元にした居酒屋大手4社の実績

この数値を平均すると495万円です。

なんかメチャクチャホワイトじゃん!?

そう思いました??安心してはいけません!

これはあくまで大手チェーン4社の募集要項に載せている実績です。

ちょっと盛られてることが多いです。

また大手チェーン以外にも居酒屋はたくさんあります。

データはここでは割愛しますが、そういったところの募集の実績を10社合わせると大体平均450万円になりました。

この数字はあくまで合計14社の実績を平均しただけなので参考くらいにしてください。

まあ、僕の知り合いの居酒屋の店長(30人くらい)の話を聞く限り平均450万円は近しい数字だとは思います。

実は居酒屋の店長の平均年収というのはあまり意味がないです。

居酒屋の店長の年収には、どのくらいの幅があって、多い人はどのくらい給料を貰っているのかを知る方が重要だと思います。

正直、貰っている人は貰ってます!

上で示したように居酒屋店長の年収には幅がかなりあります。

なぜ年収の幅が大きいのかを解説します。

業績手当というワナ

実は居酒屋の店長は基本給が低いです。

基本給20万円〜25万円くらいが多いです。

そこに業績手当や役職手当、残業手当などがプラスされて支給額になります。

この業績手当というものがクセモノで結果を出さないと給料に大きく影響します。

僕の知り合いの大手チェーン居酒屋の店長には年収300万円という人もいますし、年収600万円以上もらっている人も数多く存在します。

担当のお店の業績に左右されることが多いです。

全然結果が出せなかったりするとガクッと年収が下がることもあります。

逆に業績がいいと年収も上がることが多いです。

居酒屋店長の募集に『年収600万円可能!』とかよくありますよね?

嘘くさいと思うかもしれませんが、本人の実力やお店の業績次第では全然可能です!

本人のやる気も大切ですが、結果をしっかりと評価してくれる会社で働くことが大切です。

実働8時間という罠

転職サイトの居酒屋店長候補の募集を見ると、実働8時間という表記が多いですよね?

これは罠なことが多いです。

店長なんだから最後までお店にいなきゃとか残業しなきゃというプレッシャーは確実に存在します。

また実働8時間でも拘束時間は10時間とかは当たり前にあります。

ちなみに僕は知り合いに30人くらい居酒屋の店長がいますが、実働8時間の人は1人もいません。

あと、残業代が出るかは必ず確認してください。

飲食店業界では、基本給や何かの手当てに残業代が含まれる例が結構あるのでしっかりと確認した方がいいです。

1日のスケジュール

居酒屋の店長は毎日どんな働きかたしてるの?

そんな人のために、居酒屋店長の日常的な1日のスケジュールを紹介します。

大衆居酒屋 営業時間17:00〜25:00の例

14:00 出社

店内の掃除、仕込み、ホールの準備、オススメメニュー作成など

16:00 食事

まかないといわれる従業員用の食事を取り休憩

17:00 オープン

アルバイトが出勤してくるのでピーク前に今日の流れや重要事項を伝達する

19:00 ピークタイム

大忙しなのでスタッフみんなでせっせと働きます

22:00 休憩

店内の状況が落ち着いてきたら15分くらい休憩

25:00 閉店

片付けやレジ締め、営業日報を作成

25:30 退社

会議のために10時に出社したり、他のスタッフに任せて早上がりしたりすることもありますが、基本的にはこういう流れです。

ランチ営業をしているお店だと拘束時間がもっと長くなったりすることもあります。

正直、体はメチャクチャ夜型になります。

実際どうなん?っていう方は下記の記事もご参照ください。

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まとめ

いかがでしたか?

・居酒屋の店長の年収は大体300万円〜600万円です。

年収の幅が広いです。

お店の業績、会社の体制次第です。

結果をしっかりと評価してくれる会社はたくさんあります。

労働時間や残業代など、しっかりと管理してくれる会社も増えています。

これは年収に直結するのでしっかりと判断しましょう。

・労働時間は長いですが、居酒屋の店長の日々の仕事は大変ではありません。

慣れるとむしろ楽です。

ただ、先ほども言いましたが、確実に夜型になります。

以前はブラックなイメージも強かった居酒屋業界ですが、だいぶ改善されたと思います。

この記事を読んで、居酒屋の店長が自分に向いてそうと思った人は是非チャレンジしてみてください!

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