飲食店で働いているけどサラッと接客の基本をおさらいしたい。
そんな方は多いのではないでしょうか?
日々の作業に追われてどうしても接客の基本がおざなりになってしまうことってありますよね?
本記事では今まで1000人以上の飲食店スタッフの教育に携わってきた僕が
おさえておきたい飲食店での接客の基本
- 表情
- 身だしなみ
- 言葉づかい
- マナー
について解説します。
日本の飲食店の接客では笑顔、マナー、態度、言葉づかいなどある程度の接客レベルは出来て当たり前だと考えられています。
これらが出来ていないと容赦なく減点されます。
いわゆる減点方式が基本です。
今回解説するのは、お客さんに減点されないようにするための接客の基本です。
人と差がつく接客について知りたい人は以下の記事を是非、読んでください。
表情
基本的に笑顔です。
大事ですよね〜、基本中の基本です!
そんなこと分かってるよって思いますよね?
しかし、これが出来てない店員が実はメチャクチャ多いです。
今まで僕が担当してきたお店における接客関連のクレームで1番多いのは
- 店員の愛想が悪い
- 店員が無表情で暗い
というものです。
表情は基本中の基本のはずなのに、おろそかになってしまうことがあまりにも多いのです。
- 前日あまり寝てなくて疲れている
- 仕事がつまらない
- 嫌なことがあって気分が乗らない
人によって理由はさまざまですが、店員は無表情で機械的な接客になってしまうことがあります。
お客さんの前に立つときは口角を上げて、柔らかい表情を作ることをクセにしましょう。
初めは意識的にでいいので口角を上げる習慣を作ってください。
そのうちお客さんの前では無意識に口角が上がるようになります。
そうなればお客さんの前では、個人的なメンタルに左右されずに、常に笑顔で柔らかい表情を保つことができるようになります。
身だしなみ
清潔で爽やかな身だしなみを心がけましょう。
接客業において店員の清潔感は必須です。
以下のことには注意しましょう。
- 髪が長い人は結ぶ
- ユニフォームが汚れてないか
- 爪は適切な長さ
- ヒゲやピアス、髪色はお客さんに悪印象にならない程度
- ネイルはNG
最近は髪色など、ある程度店員の個性や多様性も認められつつありますが、飲食店である以上、清潔感だけは必ず重視しましょう。
言葉づかい
丁寧な言葉づかいを心がけましょう。
飲食店においてはかたすぎる敬語よりも丁寧な言葉づかいがいいと思います。
フランクすぎるのは悪印象につながる場合があるので気をつけましょう。
ボソボソと話すのではなくはっきりとした発声をしましょう。
ボソボソ話す店員の印象は最悪です。
また、接客業をしていると今の日本語おかしかったかな?とか思う瞬間がたびたび訪れるのでそういう疑問は調べて解決して丁寧語の使い方のレベルを上げましょう。
マナー
マナーと一括りに言っても色々とあるのですが、基本的にお客さんに悪印象を与えるような行動は避けましょう。
- お客さんを無視する
- スタッフ同士でのおしゃべり
- 髪の毛や爪をいじる
- 来店や注文に気づかない
- 店内を走る
- お客さんに対してふてくされた態度をとる
- 上から目線
こういった行動をお客さんは敏感に感じ取ります。
メチャクチャ悪印象を与えることになります。
まとめ
いかがでしたか?
表情、身だしなみ、言葉づかい、マナー
基本的なことばかりですが、意外とできてないお店も多いです。
日々の作業に流されて、しっかりとできてない時もありますよね。
お客さんは思っている以上に店員のことを見ています。
しっかりと基本を身につけて減点されないようにしましょう。