飲食店の店長って実際どんな仕事をしているの?
飲食店の店長って大変?
飲食業に興味のある人、すでに飲食業界にいて店長を目指している人の中には、そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
本記事ではこれまで10年以上にわたり店長業務を経験した僕が
飲食店店長の仕事内容と大変さ
をリアルに解説します。
ぜひ読んでみてください!
仕事内容
店長とはずばり「管理」をする仕事です。
お店がスムーズに営業できるように準備して、
お店の管理さえしっかりできていれば給料もらえます。
店長は大きく分けて3つのことを管理します。
- 「ひと」の管理
- 「もの」の管理
- 「かね」の管理
具体的に見ていきましょう。
そんなことよりまずは給料のことを知りたいっていう方は下記の記事から読んでください。
「ひと」の管理
スタッフがしっかりと働いてお店が円滑に回るようにします。
具体的には
- シフト作成
- 時間帯や曜日、個々の能力に応じた適切な人員配置
- スタッフ教育や育成
- 新規スタッフの採用
- 快適な労働環境作り
などです。
正直、人の管理が1番大変です。
スタッフが思うように仕事を覚えてくれない、適当な働き方をする、シフトが埋まらない、新規募集に人が集まらなかったりは良くあることです。
また、
「急にバイト出れなくなりました。」
「だれだれさんと同じシフトだと働きづらいです。」
とかいうことも日常茶飯事です。
店長はそういったことがなるべく起きないように日頃からスタッフをうまくまとめて、常にお店がスムーズに営業できるように管理することが重要です。
逆にいうと人の管理さえうまくこなせれば他の仕事はたいして大変ではなくなります。
「もの」の管理
お店に関わるあらゆるものの管理をします。
- 食料品や飲み物の発注
- 食品などの品質や在庫管理
- お皿やコップなど備品の管理
- 冷蔵庫やエアコンなどの設備の管理
などです。
「店長は食料品を余らせないように適切な在庫管理をしなければならない。」
とかよく言われますが、大丈夫です。絶対に慣れます。
1年もすれば適切な発注や在庫管理がわかるようになります。
品質管理などは信頼できるスタッフを育成して作業を分担しましょう。
1人で全て管理するよりも信頼できる人間に分担した方が確実性が上がります。
適切な指示を出すのも管理職の仕事です。
たまに冷蔵庫とかフライヤーなどの大きい備品が急に故障してイラッとすることがありますが、ものの管理で大変なことはそれくらいです。
「かね」の管理
店舗運営に関するさまざまなお金を管理します。
- 売上
- 材料費
- 人件費
- 家賃や光熱費
実際は他にも細かい数字が色々ありますがおおきい数字だとこんな感じです。
お金を管理するとなるとさまざまな数字が出てきます。
原価率?客単価?変動経費?売上目標の設定?減価償却?
接客は好きだけど計算は嫌いって言う人たくさんいますよね。
安心してください。
お金の管理も実際に店舗の運営に携わり、店舗のお金の流れに触れると嫌でも理解できるようになります。
これも絶対に慣れます。
売上や利益を作っていくためには何をどう変えて、どこの無駄を省くのかそういうことを自然と考えるようになります。
今まで嫌いだった数字や計算に苦手意識はなくなります。
自分の思ったように売上が上がるなどの結果が出た時はメチャクチャ嬉しいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
飲食店店長って世間的にはなんとなく大変そうなイメージがありますよね?
人の管理は大変なことも多いですが、そこさえしっかり押さえれば全然、大変な仕事ではないです。
正直、僕はすごいオススメします!
店舗の最高責任者としてみんなをまとめて引っ張っていく。
店舗のあらゆることを把握して管理する。
自分の判断で1つのお店を動かしていく。
学べることはメチャクチャ多いですし、どんどん楽しくなっていきます。
店長業、オススメです!